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2006年9月21日 (木)

「最終兵器彼女」

Saisyuheiki  告白されてつきあってはみたものの何をしたらいいかわからない。
 放課後一緒に帰ったり、デートしたり、時には交換日記というこっ恥ずかしいものもやりながら手探りでお互いを知り好きになっていく。
 何か中学とか高校ってこんな感じじゃなかった?(←自分の世代だけ?)
 時間も金もないけど何とかやりくりしようとしている。
 この映画は高校生の恋愛物なのだけど、ただ違っているのは、何かよくわからないけど戦争中で、彼女が兵器だったというもの。
 映画の中ではドンパチがあったり爆発しまくっているのだけど割合控え目で、予算の都合だと言われればそれまでだけど、あくまで基本はまったりした日常生活という意味では正解だと思う。
 戦争シーンの特撮も割合うまく作ってあるので思った以上に違和感なし。
 破壊された後の町並みが阪神大震災の後を思わせるところがあって、ちょっと気分がブルーになるけどね。
 この映画は基本が普通の高校生の恋愛物で、戦争中で彼女が兵器という設定も、よくある日常の障害程度に思わせることがポイントだと思う。
 制作側は観客がそこらへんに感情移入できるように作らないといけないわけなのだけど、残念ながらこの映画はそこまでは至らない。
 逆に戦争シーンは控え目だけど、それなら「見えない恐怖」をもっと描くべきだと思う。
 確かに情報が統制されているため何が起こっているかわからないまま攻撃されているという怖さは出ているのだけど、やっぱり「宇宙戦争」に比べると見劣りしてしまうところもある。
 出演はシュウジ役に窪塚俊介。
 ちょっと濃すぎる顔だなと思うのは自分だけ?
 ちせ役には前田亜季(B80-W59-H80)。
 実は原作のドジっこのちせは見ていて不愉快だったので、映画版の方が好きだったりする。
 というか、実際あんな感じの女の子いそうで、かなりリアリティーを感じた。
 監督は須賀大観。
 実は自分はこの人の監督作品は彼が自主映画の頃から好きで、今関あきよしを中心としたイメージ映像系が多い中で、特撮を駆使してエンターテイメントに徹しているのが好きだった。
 彼の学生時代の自主映画のDVDが発売されたら買うなあ。
 商業映画の「ブリスター」は面白く、もっと多くの人に注目してもらいたい監督ではあるけれど、「最終兵器彼女」であってほしくはなかったなあ。
 何故なら原作付きの映画化、特に漫画でアニメ化されているものはイメージが固定されていて、実写が一番分が悪い。
 さらに東映で漫画の映画化といえば「デビルマン」というどうしようもない作品があるため、何を作っても面白くないのではないかというイメージができており、この状況で映画を作るのはかなり厳しいものがある。
 幸いなことに「デビルマン」の再来にはならなかったが、それを払拭するような目茶苦茶面白いものでもなく、この映画が須賀監督を一躍有名にしてしまうかというと、それはありえないわけで、まあ自主映画のように好き勝手に作るわけにはいかないので出演者のスケジュールや予算などの調整が難しく、最終的には仕事としてやりましたというところか。
 自主映画作家=商業映画では使えないと言われないように頑張っていただき、とりあえず次回作に期待かな。

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