「幻遊伝」
1986年に「霊幻道士」を観て初めてキョンシーの存在を知った。
映画もかなり面白く、香港映画に新しいジャンルができたと思った。
しかし、「霊幻道士2 キョンシーの息子たち!」になると、話が「E.T.」のパチモンなのはまだしもテンポも悪く異常につまらなくなり、、その後もキョンシー物は沢山作られているのだが、どれも面白くない。
まあいかにも香港映画らしいといえばそれまでだが、おそらく自分が知らないだけで本国では沢山のキョンシー映画が作られているのだろうなあ。
この手のもので香港映画でなく台湾映画で「幽幻道士」というのを「月曜ロードショー」で観たのだが、意外に面白く、特にヒロインのテンテンちゃん役の女の子がかわいかった。
さて、自分にとって久しぶりのキョンシー映画である「幻遊伝」は、現代の台北に暮らしていた日本人の女の子が、ひょんなことから昔にタイムスリップし、義賊の青年と一緒に摩訶不思議な冒険の旅を繰り広げるという話で、実は物凄いキョンシーアクションかと思っていたので、アクションが意外に少なくてちょっと肩透かし。
ところが頭を切り替えて観ているとキョンシーを使ったロマンス物としては面白い。
ただ、意外に活躍しないポワトリンみたいな女義賊とか、最後にいきなり出てくる悪い道士は、もう少し考えて話に盛り込んだ方がいいと思う。
主演は田中麗奈(B77-W56-H82)。
彼女の実年齢から考えると、台湾の現代娘の役はちょっと痛々しいものがあるが、それよりもあえて彼女を使って日本・台湾の合作でキョンシー映画を撮るというのがイマイチ売りが理解できなくて困ってしまう。
ホン・ティエンシャンが出演していて、予告編での彼の紹介が「サモ・ハン・キンポーの息子」というのが笑える。
これって「ゲド戦記」の時の「宮崎駿の息子・宮崎吾郎」と同じ扱いで、エンターテイメントの世界が意外に血筋が大切なのを実感!


コメント