2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「デュエリスト」 | トップページ | 「地獄の変異」 »

2006年9月24日 (日)

「手紙」

8faaa18faaaa8faad1  弟を進学させるために兄が強盗殺人を犯して服役。
 その兄のせいで差別と偏見を受ける弟。
 自暴自棄になる彼を救うのは、以前の仕事先で出会った女性だった・・・・・・。(詳しくは公式HP参照)
 原作は東野圭吾の小説だが自分は未読。
 だから原作と比べようもないし、感想は人それぞれだが、この映画は自分的には大変面白かったと思う。
 最近観た日本映画の中ではかなりの力作。
 昨今色々な事故や事件が目白押しだが、よく考えてみたら事件を起こした人だけが何等かの処罰を受けて終わりというわけではないわけで、当然身内も影響が出てくるのは明らかだ。
 この映画は事件を起こした身内にかかる状況をこれでもかというくらい描いている。
 前半は主人公の身内に犯罪者がいることがいつ発覚するかという緊迫感を持って描かれており、兄のせいで数度にわたる引越しと転職、夢であったお笑い芸人になってもネットの書き込みでバレて諦めることになったり、初めて愛した女性とも破局になっていく。
 そしてそれは理不尽であるが、一方的ではなく主人公を「差別」する側にもそれなりの理由があるのだ。
 後半は罪をいかに償っていくかというところに重点が置かれ、果たして主人公、そして彼の兄は救われるのか?というところに緊迫感があり、正直全編気が抜けない。
 そして同時に厳しい中にも人のやさしさを痛感する。
 罪を犯した者は刑務所に入れば終わりというわけでもなく、その家族にふりかかる理不尽な差別と偏見、それさえも償いとして受け入れなければならない。
 言われてみれば当たり前のことを、この映画を観て改めて感じた。
 結構、涙腺が緩い人は泣けてしまう映画で、特に家族を持つ人には相当心が揺さぶられるものがあると思う。
 この手の話は韓国映画だとベタな展開になるのだが、この映画はそうでないところが良い。
 主人公を演じる山田孝之は、自分の中では「電車男」のイメージしかないのだが、この映画では身内の秘密隠して生きている演技が大変良い。
 お笑い芸人の役で、これが意外に笑えるネタがあって思わず素で笑ってしまった。
 もっともお笑いが最後、意外な複線になっているのだが・・・・・・。
 山田以上に素晴らしいのは主人公の兄役の玉山鉄二で、半分以上刑務所に入っているシーンなのに物凄く存在感があり、とても「逆境ナイン」で「男の魂充電完了!」とか言っていた時と同一人物とは思えない。
 沢尻エリカ(B83-W58-H86)は最初、工場の食堂で働いている役で、この時はメガネをかけているのだが、意外に彼女はメガネっ娘美人にはならないことが発覚!
 顔が整いすぎてメガネなどの余分なアイテムが必要ないのかもしれない。
 最後は初の母親役なのだが、これが意外にも元美容関係の仕事をしていたという設定の雰囲気がうまく出ている。
 最初、主人公の兄のことを密告するのは彼を独占したい彼女ではないかと妄想を膨らませていたのだが、実は全く逆で、実は・・・・・というのが泣かせる。
 いや、この映画で自分はすっかり沢尻ファンになってしまいましたよ。
 最終的には別れる主人公の初めての恋人役に吹石一恵(B86-W61-H88)。
 彼女は山田君よりも身長が高いのかな?
 監督は生野慈朗。
 誰?と思って調べたら「いこか もどろか」、「どっちもどっち」の監督で、今回16年ぶりのメガホンになるわけだね。
 ラスト小田和正の「言葉にできない」で終わるかなと思ったら、高橋瞳(B78-W58-H83)の歌もあるのだけど、正直不必要と思うのだが、大人の事情で仕方ないのか?
 とりあえず必見の一本!

 ※すいません、以前の記事を誤って削除してしまいましたので再掲載させていただきます。

 人気blogランキングへ

« 「デュエリスト」 | トップページ | 「地獄の変異」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185540/12019830

この記事へのトラックバック一覧です: 「手紙」:

« 「デュエリスト」 | トップページ | 「地獄の変異」 »