2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 「立喰師列伝」 | トップページ | 「CASSHERN」 »

2006年9月10日 (日)

「ルパン三世 セブンデイズ ラプソディ」

Shoto_01  映画じゃなくてTVアニメの話。
 毎年夏の恒例ルパン三世TVスペシャルの18弾。
 いつもなら夏休み中に放送していたのだが、2006年は珍しく9月に放送となった。
 「ゲド戦記」の宣伝活動の一環として「となりのトトロ」を放送したので、その分ずれてしまったのかと考えたが実際はよくわからない。
 ルパン三世というと、相変わらず「カリ城」が一番で他の作品はダメだとか、クリカンの声がダメだとかに意見が出る。
 「カリ城」はルパン三世というより、アニメ映画としても相当レヴェルが高いので、自分の中ではもはや別格として判断している。
 声はクリカンは所詮モノマネでしかなく渋い演技ができない。
 しかし、クリカンよりも他のレギュラーの方が問題で、次元の声や銭形警部の声は昔に比べたら全く張りがないし、峰不二子(B99.9-W55.5-H88.8)は「パーマン」のパー子か、ばあさんの声でしかなく、お色気のある声は無理になっている。
 五ェ門はあまり話さないからそれほど気にもならないけど、やはり老いを感じる。
 このような状況でオリジナルの声がいいという人達の気持ちが理解できない。
 自分としては「ドラえもん」のようにオールキャスト一新してほしいと思っている。
 世間的には評判が悪かったが「風魔一族の陰謀」のキャスティングは当時としてはかなりうまい人達を揃えていると思う。
 さすがにルパンの声が古川登志夫は、当時は諸星あたるのイメージが強くて違和感があったけど、不二子の小山茉美(B82-W63-H85←「クリーミーマミ」出演時)や石川五エ門の塩沢兼人は悪くないと思った。
 まあ不二子と石川五エ門は声優が変わりまくっているのだけどね。
 それよりも「ルパン三世」の本質は声よりも話が面白いかどうかなのである。
 007だってショーン・コネリーのボンドだからいいというわけではないでしょ?
 そんなわけで2006年のTVスペシャル。
 ニューヨークの競馬場の莫大な売り上げ金の強奪計画を立てたルパンと次元は、6日後の決行日を前に街へ繰り出した。
 用事を思い出した次元と別れたルパンは、怪しい男達に追われている少女を助ける。
 少女から悪事を働いている父親らダイヤを奪い、悪事を阻止してほしいという依頼を受ける。
 6日後には競馬場の金、上手くすればダイヤまで手に入るかもしれないと考えたルパンは少女の依頼を受けることにする。
 一方、次元は古い戦友と再会し、かつて一緒に働いていた傭兵の隊長をターゲットにもう一仕事することになった。
 不二子は、五ェ門と共にダイヤ展示会に潜入し、ダイヤを奪う計画を立てていた。
 その展示会の主催者は実は次元のターゲットであり、少女の父親だった・・・・・・とういうような話で、それぞれのキャラクターが1週間バラバラに動いていながら一つになとまっていくというもの。
 こう聞くと面白そうなのだが、話は無理無理で偶然と言えば聞こえはいいのだが超ご都合主義。
 少女が偶然会ったルパンに仕事を依頼するのもちょっと不自然で、もっと納得できる展開にできなかったものか。
 それに敵の陰謀もちょっとせこい。
 今回はゆるい話展開で緊迫感がないのも残念なところで、ギャグとシリアスの配分がうまくいってない。
 ここ最近のテレビスペシャルはメインの5人がうまく動かせていない。 
 今回のTVスペシャルも登場人物がやたらと多いのだが、うまく生かしきれず、特に銭形警部に関しては単なるコメディリリーフ的な間抜けな役でしかなく、実は彼は有能な警察官であり、ルパンと互角に渡り合える設定でないと面白くない。
 あと、銭形警部はいつでもどこでもコートを着ているのだけど、「マモー」の時にエジプトにいた時は半袖だったような。
 漫画だからというのでなく、そこらをうまく描いてほしいのだけどね。
 「ファイヤ~」と叫んで火をつけている敵の殺し屋も間抜けすぎ!
 五ェ門もギャグに徹しているが、彼の性格を少し変えているのがいただけない。
 本人は至って真面目、だけど状況的にギャグになっているのだったらOKだが、今回はキャラクターの改変になっている。
 携帯電話を使うシーンは賛否両論あると思うが、やはり五エ門の電話ネタで一番面白かったのはTVスペシャルの「ロシアより愛をこめて」だろう。
 ロシアの片田舎で長蛇の列に並んで1台しかない電話を使ったために連絡が遅れたとというやつで、これって言葉で説明しても面白くないのだが、実際アニメで見ると目茶苦茶笑えるので必見!
 今回で五ェ門ネタで面白かったのは、タイの空港で刀が出てくるのを待っているところくらいか。 
 レギュラーの声の高齢化は問題だが、それよりも今回のヒロインの声はちょっと下手すぎ。
 今回の脚本も柏原寛司なのだが、この人の関係している脚本はゴジラでも「あぶない刑事」でもそうだが、ほとんどの作品が面白くない。
 だけど、どういうわけか起用されているわけで、この人の脚本ってあっちこっちの映画から面白そうな話を持ってきて貼り付けているだけで、TVスペシャルのルパンもお約束とか基本設定とか言われればそれまでだが、同じような話の焼き直しばかりなのだ。
 この人が脚本である限りは絶対に面白くならないので、制作側も新しい人を起用した方がいいと思うのだが、大人の事情があって無理?
 確かにルパン三世は70年代の産物であり、電子機器が発達しネットが発達した現在、何を盗むのか?とか、ルパンの存在自体がもはや不自然になりつつある。
 だけど60年代のドラマである「スパイ大作戦」の映画化である「ミッション・インポッシブル」とか時代に合わせた昇華のさせ方もあるわけなので、もし今のルパン三世がつまらないのなら、それは制作する側のセンスがないからだと思うぞ!

 人気blogランキングへ

« 「立喰師列伝」 | トップページ | 「CASSHERN」 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。TBさせていただきました。
制作側にはもっと「お洒落さ」を意識して欲しいですね。どうも「アニメオタク」側に偏ってきているような気がします。
アニメは作れるんだけど、お洒落に疎くて垢抜けないというか・・・
そこらへんは「カウボーイ・ビバップ」の制作陣の方が優れているようにも思います。
「ルパンザサー♪」が
「ルパンださー♪」にならないことを祈りつつ。

はじめまして。
人気作の続編がつまらないと
20世紀の遺産を21世紀に食いつぶしているという感じがしますね。ルパンの活動理由は架空敵国と忍者的に戦うとか総理の殺人を暴くとかまっとうな理由を立てて、その中に利己的な盗みをまぜて実はそっちが目的、とかなんとかすればいいのに。パタリロにはこの種のうまい話がたくさんあるので、いっそのこと魔夜峰央脚本にしたらどうでしょうか。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185540/11846725

この記事へのトラックバック一覧です: 「ルパン三世 セブンデイズ ラプソディ」:

» ルパン三世~セブンデイズ・ラプソディ~ [占い師の囁き]
今年もやって来たルパンのTVスペシャル。ルパンは幼稚園の時に2ndシリーズの再放送でハマって以来のファンだ。 今回の見た感想は、最近見た作品の中ではまあまあの部 [続きを読む]

» 『ルパン三世 セブブンデイズ・ラプソディ』 [時間の無駄と言わないで]
年に一度のお楽しみ。みんな大好きルパン三世のテレビスペシャル。 このところアレな感じの作品ばかりで残念ですが、果たして今年はどうなんでしょうねぇ。 今回は1つのダイヤをレギュラーメンバーそれぞれが別の理由で狙うお話。少なくとも去年よりは良かったよ。いや・....... [続きを読む]

« 「立喰師列伝」 | トップページ | 「CASSHERN」 »