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2006年8月 8日 (火)

「ハチミツとクローバー」

Hatimituclover  「ハチミツとクローバー」、通称「ハチクロ」は「NANA」同様売れている少女漫画で、アニメ化もされている。
 このアニメがとてつもなく面白くて自分としては珍しくDVDを購入してしまった。
 今回、実写映画化すると聞いて大変楽しみにしていたのだが、残念ながら期待していた程ではなかった。
 アニメの方が遥かに面白いのだ。
 もちろん、アニメは30分番組で20話以上の時間をかけてじっくり描いていることはわかっているし、自分は原作至上主義でもないので、原作の絵が動いてないとダメだとかそんなことを言うつもりはさらさらない。
 同じキャラクターで同じテーマをどう映像化するかが見所なのである。
 だから映画化はの場合、2時間前後で話を収めなければならないわけで、そのためには生かすエピソードや捨てるエピソード、設定変更も当然あるわけで、それはそれで良いと思っている。
 もちろん、良い方向であればである。
 この物語の基本は《全員片思い》逆走ストーリーであり、観客はそれぞれの登場人物の想いに同じように共感できないと成り立たない。
 それさえ描ければ成功なのである。
 ところがこの映画はそれができていない。
 人物の描き方が中途半端で、この映画の場合、各登場人物に同じくらいの感情移入ができないと話が成り立たない。
 ところが、どれも中途半端なのである。
 登場人物の中で加瀬亮扮する真山はバイト先の年上の女性に憧れているという設定なのだが、この映画の彼は憧れの彼女の捨てたゴミをビニールに入れて収集しているストーカー気味のやつで、これは一瞬笑えるのだが、後々考えると関めぐみ(B78-W58-H83)扮する山田さんが憧れる要素がなくなっており、観ている側がその時点でもう感情移入ができないのだ。
 映画の途中で真山が山田さんに彼女を好きではないことを告白するのだがこれが唐突で、またあきらかにふられた山田さんが次の場面では一緒に森田の個展に行っているのだけど、本来気持ち的にありえないと思うし、それでもそうする状況が描かれているかというとそうでもないので困ってしまう。(え?そう思うの自分だけ?)
 蒼井優(B82-W58-H82)扮するハグちゃんがとてつもなく身長が高いのは少し違和感があったが、これが漫画通りだとかなり痛々しく観ていて辛いものがあるので良いと想う。
 竹本役の櫻井翔もハマっていると思った。
 これは映画用の変更だと思うが、森田は原作だと、ある理由から物凄く金にこだわるので、映画のように売った自分の作品を燃やすということはないと思うのだが、正直この映画の設定はアーティストのステレオタイプなのでちょっといやだった。
 藤原兄弟は笑ったけどね。
 森田が醤油で竜を描くところは笑うところでもあるのだけど、あそこで森田の底知れぬ才能とそれに気づくハグちゃんの様子を描いてのしかったなあと思う。
 あと、時々出てくる黒猫って異常に浮いた存在なのだけど、何か意味あるのかな?
 時節柄、飲酒運転で捕まった中村獅童が車を運転しているが笑いどころか?
 結局、この映画は原作の要素を入れて長いプロモーションを作った感じで、もちろん原作とは違ってもいいのだが映画としての昇華されたものがないので極めてつまらないものになっているのだ。 
 期待していただけに残念!
 やっぱりアニメさえ観てなければそれなりに楽しめたのか?
 ちなみに現在放送中の「ハチミツとクローバーⅡ」はそんなに面白くなくて、話が妙に深刻になってきたのと、アニメ的な表現の面白さがないのがないんだよね。

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