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2006年8月 6日 (日)

「ラブ★コン」

001   劇場は女子中学生と女子高生の佃煮状態の満席状態で、男は3人しかいなかった。
 つまり、この映画はカップルで観るものではなく、どちらかといえば女の子のお祭り状態なのだ。
 まあ小池徹平が出演し、原作が「別冊マーガレット」連載の人気漫画であれば仕方ないかもしれない。
 話は男が159cm、女が170cmの身長差のある高校生カップルの話で、正直、散々使い古された今更な感じのネタなのだが、若い観客にとってはリアルタイムなのかもしれない。
 正直、たかだか10cm位の身長差なんか全然関係ないわけで、本人たちさえ気にしなければ、他人は全く気にしない。
 そんなことを言っていたらハリウッドの小学生と言われているトム・クルーズなんてどうしたらいいんだ?
 実際、職場の若い女の子に聞くと身長よりも不細工な顔の方がいやという意見が圧倒的で、それは男も同様で、自分の周りだと顔の次に胸の大きさを気にする連中が多い。
 まあ、本人たちが良ければそれでいいじゃないか・・・・・・というのが結論であることはわかっているのでそれをどうやって見せていくがポイント!
 正直、アニメやCG、テロップを駆使した映像は、韓国のベタなラブコメを思わせるものがあり、ちょっと最初の方はひいてしまったのだが、自分以外の観客はバカウケで、自分もムツゴロウ氏が出てきた時に笑ってしまったので、その後の恋愛話になろうとすると、温水洋一扮する先生のヅラの話になってしまったり、谷原章介が登場した時は、しょうもないなあと思いつつも、映画の中の世界に乗ってしまった。
 この手の映画や子供用のアニメはつまらないと、必ず喋り出したり、携帯を使い出す輩が多いのだが、この映画は展開が速く、ベタながらも要所要所に笑いが入っているので、その手の困った奴が少なく、ある意味大成功の映画だといえる。
 夏祭りなのに息が白いのがちょっと気になったが、それよりもヒロインの関西弁がかなり不自然に感じるのだが、まあ関西弁も場所によって微妙に違うということで、軽くスルーか?
 正直、TVを見ているとテロップが多すぎで、「エンタの神様」を見ていると、芸にテロップを入れているのにとてつもなく嫌気がさすところがある。
 映画もやたらとテロップやCGを使うのはあまり好きではないのだが、違和感がなければいいのだけど、この映画はあぶない一歩手前で踏みとどまり、それがまた面白さにつながった稀な例だと思う。
 まあ同じような映画を量産されても困るので、映画会社の皆さん、程々によろしクイ~ン!

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