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2006年8月15日 (火)

「スーパーマン リターンズ」

Photo_16  1979年に立ち見でひしめく劇場で「スーパーマン」を観た。
 自分の中でスーパーマンといえば、白黒の外国ドラマでいつも同じ窓から飛んでいくというイメージしかなく、面白そうなイメージはまるでなかった。
 だけど、映画館でクリストファー・リーブの「スーパーマン」を観て手に汗握って興奮した。
 ジョン・ウィリアムスの音楽に合わせて光を放ちながら飛んでいく文字に息を飲んだ。
 そして何よりもその迫力のある特撮に感動し、映画の可能性を大きく感じた。
 もちろん、特撮といっても今の技術に比べるとそんなにレヴェルは高くないのだが、当時はかなりのものだった。
 この時点で「スター・ウォーズ」と007シリーズ、「スーパーマン」は自分の中の不動の好きな映画となった。
 その後、1981年に公開された「スーパーマンⅡ 冒険篇」もスーパーマンと同じ能力を持った三悪人との迫力ある戦いに手に汗握り、当時の劇場は入れ替え制ではないので、続けて3回観た。
 1983年の夏は「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」、「007/オクトパシー」、「スーパーマンⅢ 電子の要塞」の夢の同時公開で、大変舞い上がったのだが、「スーパーマンⅢ」はイマイチだった。
 1988年の「スーパーマン4 最強の敵」は特撮が明らかにわかるかなりできの悪い話で、ニュークリアマンの魅力に乏しく、自分の中でのスーパーマンへの憧れは終わった。
 始まりがあれば終わりもあるのは当たり前で、「スター・ウォーズ」もエピソード2で長年の想いが一気に冷めたし、007はまだ観てないので何とも言えないのだが、ダニエル・グレイグのボンドにかなり抵抗がある。
 そしてスーパーマンは1作目と2作目を最高峰とし、残りの2作は自分の頭の中から抹消した。
 そのうちにシリーズの制作はなくなり、主役のクリストファー・リーブが事故に遭ってしまい、完全に続編が作られる可能性はなくなってしまった。
 一応、スーパーマンの従姉妹が活躍する「スーパーガール」も公開されているのだが、音楽はと一部の特撮(森でくるくる回っているところ)は良かったが、なんともつまらない話だった。
 そういえば1984年にテレビで「スター・ウォーズ」と「スーパーマン」が放送される時は、ビデオデッキを購入。
 今では1万円しないビデオだが、当時はモノラルで16万円。
 痛い出費だが、いつでも「スター・ウォーズ」と「スーパーマン」が家で観ることができると思えば痛くない出資だった。
 もっとも「スター・ウォーズ」は声が悪名高い例のアレだったのだが・・・・・・(泣)
 その後、スーパーマンの復活の話が時々出てくるのだが、すぐに立ち消えた。
 最も信憑性のあったのがニコラス・ケイジが主役で作られるという話で、彼がスーパーマンになるなら飛ぶシーンよりも頭の髪の毛を特撮で何とかするべきだし、クラーク・ケントの時は眼鏡をかけなくてもカツラを取ればごまかせるはず。
 いやどー考えても髪形からいけばレックス・ルーサー役だろ。
 時々、わけのわからない噂があって、ニコラス・ケイジは映画版の「鉄腕アトム」に出演するという話もあって、あんなおっさんがどうしてアトム?
 共通点はソリコミが入っているところだけではないか。
 まあこれはガセネタであることがわかったのだが、スーパーマンはかなり信憑性があった。
 そんなわけで、今年「スーパーマン リターンズ」が公開される。
 主役はニコラス・ケイジでなく新人になっていた。
 話は第2作目の5年後のストーリーを継承した設定となっている。
 つまり、3作目と4作目は完全になかったことになっている。
 やっぱ当然だよねえ。
 地球から忽然と姿を消したスーパーマンはクリプトン星の消滅を確認し、5年ぶりに地球に戻ってくるのだが、彼を待ち受けていたのは、ロイスが結婚して子供までいたことや、スーパーマンの存在そのものが疑問視されていること、宿敵のレックス・ルーサーもまんまと刑務所を抜け出していることなどの厳しい現実だった・・・・・・という話なのだが、自分が一番心配していたのはキャスティングが一新するのは仕方ないとしても、スーパーマンといえばジョン・ウィリアムスの音楽と音を出しながら飛んでいく青い文字であり、この二つは死守して欲しかった。
 確かに「バットマン ビギンズ」はシリーズの中では最高だが、唯一ダニー・エルフマンの音楽がないと寂しいものがあった。
 しかし、スーパーマンに関してはあのテーマ音楽はないと寂しいとかそんな次元でなく、絶対に必要なのである。
 不安の中劇場にいって上映が開始。
 ジョン・ウィリアムスの音楽で字が飛んでいく。
 いや、もう泣けた。
 完全復活である。
 制作側がよく理解していることがわかった。
 当時の技術でも凄かった映像を今の技術で復活させると迫力は半端でなく、特にその凄さはスーパーマンの飛行シーンに顕著に表れている。
 キャスティングもこんなクリストファー・リーブにそっくりな奴どこから連れてきたんだというような新人・ブランドン・ルース。
 スーパーマン役者は最後ろくでもない人生を送るといわれているが彼にはがんばってほしい。
 ロイスはマーゴット・ギターが美人だと思わなかったので、今回のケイト・ボスワースは良いと思う。
 ただ若干子持ちにしては若い感じもする。
 レックス・ルーサーはケヴィン・スペイシーもいいのだが、やはりジーン・ハックマンが一番。
 スペイシーはちょっと真面目すぎで、ハックマンの残忍の中にもユーモアがあるところが魅力的だったりする。
 パーカー・ポージーはミス・テイッシュメーカーかと思ったら違うのね。
 しかし、何が凄いかってちゃんとスーパーマンの実父の役でマーロン・ブランドの映像を使っているところで、これってそれなりに高くついたと思うけど必要であり、この英断をした制作側はえらいよ。
 話は新大陸を作るとか後先考えない相当規模の大きい陰謀だが、まあスーパーマンの場合は木から降りれない猫の救出から時間を戻すなど活動範囲は広いので、これくらいハッタリがきいた話を最新の特撮でガンガン見せていくのが面白いのでOKだと思う。
 変身シーンも凝っていて、携帯電話が普及した現在、電話ボックス探すのも難しい。
 でも胸のシャツをめくって「S」のマークが出てくると「待ってました」という感じがしてワクワクする。
 最後に「クリストファー・リーブ夫妻に捧ぐ」と出たのにも、また涙!
 そんなわけで、往年のファンは絶対に必見の1本ではある。
 

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